■生活支援の方向性と到達点
①入居者様個々の安心と、尊厳のある生活を守ることに使命感と誇りを持ちながら、個性や長所を引き出す長所志向（グッドネス）の個 別ケアが 実践され、入居者様と家族やスタッフのより良い人間関係と 深い信頼関係が築かれている。
②入居者様・御家族・スタッフが一つの家族として協力しながら認知症（障害）があってもできる限り、“普通の生活”にこだわり、日々の生活を通 じての生き甲斐づくりが行われ、人生を有意義に感じている。
③スタッフは、常に「生活りはびり」を実践し、入居者様一人ひとりの心身の状態に応じた個別ケアが提供され、認知症状が緩和されると共に、 QOLが確保され、効果的に自立支援が図られている。
④常に予測・予防のケアが実践され、急変やADL低下等の利用者様が少ない。
⑤御家族が紀水庵のケア計画に参画され、常に最良のケアを一緒に考える『御家族と二人三脚のケア』が実践されると共に、御家族の紀水庵での役割を担ったケア計画が策定され、また、面会の頻度が高い。
⑥紀水庵は、医療機関・介護施設・在宅支援事業所等とのサービス連携により、良質のケアサービス体制が提供される。又、地域コミュニティーの 一つとして、住民の受け入れや地域行事への参加等、開かれた活動が出来ている。
⑦スタッフは、常に専門知識及びケア技術の習得・向上に努めると共に、紀水庵スタッフとしての自覚を持ち、自分の仕事に対する誇りを持っている
⑧紀水庵は、高齢者・認知症ケアのモデルとして地域住民や関係機関の評価を受け、入居者様・御家族は、ケアサービスに満足されると共に、紀 水庵（スタッフ）を誇りに思われる。
■りびんぐ紀水庵が求める職員像
①社会人としての自覚を持ち、マナーやルールを遵守できる人。
②福祉業で働く者としての基本的技術及び知識（介助法・応急手当法・人権・接遇等）を有する人。
③グループホームの概念・理念を理解し、職員としての在るべき姿を自覚し、実践できる人。
④りびんぐ紀水庵の運営理念・運営方針を理解し、実践できる人
⑤謙虚な姿勢、共感、共有、共働（協働）で業務に努められる人
⑥ケアスマイル（常に笑顔の気持ちで接する）を実践できる人
⑦介護職員から生活支援員に成長し、総合的な生活支援ができる人。
⑧入居者様の日々の生活をより良いものにするために積極的に発言、提案、
企画、実践できる人
⑨入居者様（高齢者）を受容し、尊敬の念を持ち業務を遂行できる人。
⑩よく勉強し、自分の職場・自分の仕事に誇りを持てる人。勉強しない職員は、
入居者様の害となることが自覚できる人。
ケアの方向と到達点